「つくね」のバリエーションの多さに驚き!
「つくね」の種類が豊富な、札幌で気軽に行けるお店の紹介です。
どのお店も札幌が本社のチェーン店ですが、焼き鳥が気軽に食べれてしかも遅い時間まで営業しているので、旅行中に食べ比べをするのも楽しいですよ。
札幌の焼き鳥事情
札幌の焼き鳥屋さんで驚いたことは、「つくね」に種類がたくさんあること。

気になるつくねはたくさんあるものの、初めてのお店なので、まずはオーソドックスにプレーンなものを食べたい・・・けれど、東京では食べたことが無い味も気になる・・・。
どれを注文するかしばし迷ったのでした。
その後、別のお店へ入ったところ、そこでも「つくね」の種類の多さに驚かされます。
どのお店も、「つくね」に力を入れているのが分かります。札幌では「つくね」が人気なのでしょうか!?
これまで私が出かけたお店では、どこも様々な種類の「つくね」を提供していました。
「つくね」はもちろん、他の料理も美味しくて気軽に行ける3軒を紹介します。
札幌で色々なつくねが食べれるお店
どのお店も東京では全く馴染みのないお店でした。3軒とも札幌が本社のお店です。
(感想は個人の独断です。あしからず。)
1軒目 いただきコッコちゃん
1軒目は、焼き鳥ダイニング「いただきコッコちゃん」

店名からも分かる通り、鳥料理に力を入れているお店です。
こちらのつくねの特徴は、

「つくね」の種類:
おろしそつくね、激辛唐辛子つくね、Wチーズつくね、梅しそつくね、コーンマヨつくね、月見つくね、ふわふわチーズつくね・・・
焼き鳥と並んでお勧めとなっているのが、「ざんぎ」(鳥の唐揚げ)です。「醤油ざんぎ」、「塩ざんぎ」共にからあげグランプリで金賞二冠だそうです。3個以上注文すれば、1個単位での追加が可能なので、気になる方は両方の味を試してみては。
こちらのお店で個人的に好きなメニュー。
- フライドポテト(盛り付け○)
- チョモランマもやし
- 北海道発祥ラーメンサラダ

店舗は遅くまで営業しており、一次会、二次会どちらでも利用できますし、広いカウンターもあるので少人数での利用でも快適です。
また、利用したことはありませんがコースもリーズナブルで良さそうでした。
調べた所、東京にもいくつか店舗がありますよ。
2軒目 串鳥
2軒目は、焼き鳥店「串鳥」

札幌の街を歩くとかなり頻繁に看板が目に付来ます。ホームページを見ると、その店舗数は札幌を中心に45店舗。

「つくね」の種類:
新生姜つくね、つくね梅じそ、チーズつくね、激辛青南蛮つくね、テリマヨつくね
新生姜つくねと、激辛青南蛮つくねも美味しいです。
こちらのお店で頼むメニューのもう一つは、鳥ニンニク。
ニンニクだれの焼き鳥ですが、ほんのりとニンニクの香りがして美味しいです。こちらのお店は焼き鳥店なので、メニューは焼き鳥が中心。それ以外の料理の種類は多くはありませんが、豚串も食べられます。(ハラミたれ○)
こちらのお店のサービスの一つは、鳥スープが飲み放題であること。そのスープを使ったスープ餃子もありました。鳥スープが気に入れば、スープの素も購入も可能です。
コンパクトな店内は、店員さんが皆元気で活気があります。長居すると言うよりは、さっと食べる感じで立ち寄るお店かなと思います。そして、テイクアウトでの利用も多いお店です。
こちらのお店も東京、吉祥寺に店舗がありました。
3軒目 炎(えん)
3軒目は、炭火居酒屋「炎」(えん)。

居酒屋なので、焼き鳥専門店ではありませんが、「つくね」に特徴のあるお店です。

「つくね」の種類:
柚子胡椒つくね、旨ねぎつくね、さっぱりおろしつくね、辛子マヨネーズ つくね、チーズつくね、ねぎ味噌つくね、ポテトサラダつくね・・・
ホームページを見ると、契約養鶏所で育てた若鶏を使って「つくね」を作っているとのこと。
一口目で肉汁を感じるように、先端部分が太く整形されています。そのこだわりで、機械では無く人が整形していました。
つくねの種類で一番人気は月見。かなりの種類のつくねが揃っているので、迷ってしまったら盛り合わせも良いかもしれません。

こちらのお店は居酒屋さんなので、メニュー数はこの三店舗の中では一番多く、お刺身や鍋なども食べることができます。客層は家族連れが多いです。
食べ放題や飲み放題も人気があるらしく、従業員の手が周っていない場面もあるようなので、時間に余裕があるときや、ピークを外した時間帯で出かけるのがお勧めです。
ちなみに、飲み放題は120分980円(90分なら750円!)、これはかなりお得です。
関東には、船堀に出店しています。
焼き鳥についてのネット検索
「つくね」のバリエーションの多さに、札幌特有の何かがあるのかとネットで少し調べてみましたが、特につくねでの情報は出てこず。代わりに、焼き鳥についての統計を見てみました。
焼き鳥屋さんの数
都道府県別、人口10万人あたりの焼き鳥店舗数で見ると、2021年の調査で北海道の順位は19位。限りなく平均でした。
福岡、佐賀、長崎が上位3位で、九州に焼き鳥屋さんの数が多いことがわかりました。
焼き鳥消費量
先ほどは焼き鳥屋さんの数での順位づけでしたが、焼き鳥の購入量(=消費量と定義)の統計もありました。
2018年の家計調査ですが、都道府県別焼鳥消費量を見ると北海道は20位。またしても平均値。
この調査での1位は青森。
色分けでみると、日本の東の方が消費量が多いです。
焼き鳥屋さんの数で上位だった3県は、43位、45位、36位と消費量では順位は低くなりました。
結局のところ、突出して焼き鳥を食べる人が多い県がある・・と言うわけでは無さそうです。
日本7大やきとり
焼き鳥に関する統計データを見ましたが、期待するような数字は見つからず。
そんな中でも、気になる単語はありました。
「日本7大やきとり」
特色のある焼き鳥文化を持つ7都市をそう呼ぶらしいです。
7大都市とは、次の7つです。
北海道の美唄市、室蘭市、埼玉東松山市、福島県福島市、愛媛県今治市、山口県長門市、福岡県久留米市
北海道美唄焼き鳥は、
鳥の正肉と、内臓(きんかん、レバー、ハツ、砂肝等)と皮を1本の串に刺した2種類を塩コショウの味付けで食べる
wiki
幸いなことに、美唄焼き鳥は札幌の「コッコちゃん」でも食べられます。

北海道の2つ目、室蘭焼き鳥は、
道南地方の焼き鳥は豚肉を用い、単に「焼き鳥」と言うと「豚串」のことを指す
wiki
室蘭に行く機会はなかなか無いのですけれど、同じタイプの焼き鳥(豚串)を函館で食べることができます。
コンビニの「ハセガワストア」で購入する「焼き鳥弁当」がそれです。

「焼き鳥弁当」はモバイルオーダーも出来るので、時間がない方はあらかじめ注文をしておくのがベターです。
この2種類は北海道の焼き鳥でしたので、食べてみたことがありました。
それ以外の5大やきとりはまだ食べたことが無いので、これからの楽しみとします。
結局
結局のとろこ、私が好きな「つくね」はプレーンだったりしますが、同じつくねを食べるにしても、食事の目的や用途でお店を選べる環境があることは、消費者にとってありがたいことです。
あとは、書ききれていませんでしたが、〆に小ぶりなイクラご飯もイイですよ。(コッコちゃんで食べられます)

北海道に遊びに来る皆さんは、食べたいものが多すぎて食の選択に苦労することと思いますが、「つくね」もどうぞ。
(メニューは当記事執筆当時のものです)
