松山と札幌で2拠点生活を送っています。
冬はスキーをするために札幌メインで過ごしていましたが、どうしても冬の間に松山にも行きたい。
何故って、愛媛県では柑橘シーズンが到来しているからです!

スキーシーズンの札幌を長く離れるのも・・と、松山はわずか1週間ほどの滞在でしたが、JAの「太陽市」へ通っていました♪

愛媛県はみかんの県なのか?
昨年松山へやって来て、目の当たりにしたのは様々な「み・か・ん」。
とにかく愛媛は「みかん」推しの県であることを、住み出してからすぐに理解しました。
ただ、松山で生活を始めた時期が春もだいぶ経った頃だったこともあり、愛媛の「みかん」に対する真の実力を認識するまではいっていなかったです、今思えば。
それを認識したのは、冬が近づいて来た時です。
JAでお買い物
私がいつもメインで野菜を購入しているのは、JA。
JR松山駅から程近い場所にある、JAえひめ中央直売所の「太陽市」です。

こちらでは、現地産の野菜や果物そして海産物などを購入することができます。
お買い物をしていると、生産者の方が直接商品を棚に並べている姿を見かけます。
安くて新鮮な旬の野菜が手に入るこの場所、地元の人も積極的に利用されている様子です。
こちらのお店、12月に入って何が充実しだしたかと言うと、オレンジ色のエリアです。
行くたびに、柑橘を置いている棚の数が増えていきました。



見たことのない量と見たことのない品種の多さに驚きながら、あれやこれやと食べてみることに。
柑橘の品種について
柑橘カレンダー
柑橘類の旬の季節は冬です。
柑橘類に関しては、一年中何がしかの品種が出回ってはいましたが、種類が豊富になるのはやっぱり冬の間です。
愛媛県の柑橘カレンダーを見ると、12月に入ると忙しくなる感じが見てとれます。

実際、太陽市へ出かけるたびに、その様子を目の当たりにしていました。
早生みかん・石地みかん・真穴みかん・はれひめ・ポンカン・紅まどんな・愛果28号・甘平・あいおとめ・せとか・伊予柑・甘夏・レモン・ゆず・カボス・・・
購入する柑橘については・・・、言うまでもなくその美味しいこと!
みずみずしさとしっかりした味わい。皮を剥くと、オレンジの香りが部屋いっぱいに充満します。
愛媛の柑橘の中でも、特筆すべきは「紅まどんな」と「甘平」(かんぺい)です。
どちらも愛媛県のオリジナル品種で、県内でのみ栽培が許可された貴重な柑橘。
私は松山に来てから、知りました。
愛媛を代表する柑橘「紅まどんな」
愛媛在住者から、愛媛にいるなら食べておきなさいと言われたのが、「紅まどんな」。
11月の終わり頃から、太陽市でも「紅まどんな」の箱での販売が始まったようでした。
ですが、私がいつもお店に行く時間帯、午後一番ぐらいの時間では箱売りのものはいつも売り切れ。空っぽの棚を眺めるばかりでした。
小分けにされた棚にはそれ以外の柑橘はたくさん置かれているので、その中でも置かれている数の多かった「愛果28号」と書かれたみかんをを試しに購入してみました。
食べてみると・・・
その甘くてジューシーなこと。
皮と実がくっついているタイプでむきずらかったですが、少しづつむいてオレンジ色の汁がしたたるところをパクリ。
今まで食べていたみかんとは、甘さといいみずみずしさといい全く違うものでした。
お値段は温州みかんと比較すると少し高めですが、東京では見たことの無かったみかんですし、度々購入していました。
あまりにも美味しいしかったので実家にも送ろうと、ネットで調べてみたところ・・・
「紅まどんな」の品種を食べていたことに気づきました。「愛果28号」は「紅まどんな」の品種名なのです。
正式名は、愛媛果試第28号。
その中から、JAの基準を満たした大きさや味を持つものが「紅まどんな」として販売されているのでした。
「紅まどんな」は、その果汁の多さなどから「ゼリーを食べているかのよう」と表現されています。
皮は実とくっついていおり手ではむきづらいので、スマイルカットで食べるのが一般的です。
ただ、「紅まどんな」の名前が付くと、お値段も上がってしまうので、家で食べるなら「愛果28号」。むしろこちらを積極的に購入していました。
なかなかお目にかかれなかった、太陽市で販売される箱に入った「紅まどんな」、贈答用として送る人が大勢いると言うことでした。一度送られた人はそのおいしさに感激し、リピート確定(笑)
開店前から「紅まどんな」を買い求める人の列は、太陽市のこの季節の風物詩にもなっているようです。
2024年は、12月上旬に一時的に品薄になり、購入できない日が1週間以上続きました。
知名度も人気も年々上がって来ているようです。
1月も半ばになると数も少なくなるので、11月終わりから12月の終わり頃までが楽しめる季節となります。
太陽市では発送も可能なので、とれたての「紅まどんな」を購入しようと考えているのなら、開店直後にはお店にいる必要があります。
(購入だけでなく、発送受付も長蛇の列になっているようなので、時間に余裕を持ってお出かけください。)
皮が手でむける「甘平」
愛媛在住者が一番好きと言っていたのが、「甘平」。
「甘平」は、1月過ぎから3月初旬にかけて出回るみかんです。
こちらも「紅まどんな」同様、大きなサイズのみかんが箱に並べられて売られていました。

もちろん、小分けになったものも多くの生産者さんの名前入りで販売されています。
「甘平」は少し平べったい形のみかんで、ポンカンの交配品種だからかつぶつぶがしっかりしています。手でむいて食べます。外皮は薄く身がびっしり詰まったみかんです。自分が食べるのに、小ぶりなものを選びましたが、糖度も高く美味しいの一言。
太陽市で販売されているものをみると、「紅まどんな」より大ぶりなものが多かったです。
こちらは、午後の時間帯でも商品がありました。(買いやすいものはあっという間に売れてしまっていたかもしれませんが💦)
愛媛に蛇口からみかんジュースの都市伝説
愛媛には、蛇口をひねればみかんジュースが出ると言う都市伝説があります。
結論、家の蛇口からはみかんジュースは出ません・・・が、街中にはみかんジュースが出る蛇口が存在します。
こちらは松山城行きのロープーウェイ駅があるロープーウェイ商店街にある観光物産館。(現在は、一杯150円)

松山空港にもあります。

その他に、松山城の本丸広場売店や、道後温泉のお土産物屋さんにもあります。
コップの大きさにもよりますが、一杯400円ぐらいでしょうか。
きき酒ならぬ「ききみかんジュース」?
蛇口からみかんジュースの延長線で、みかんジュースのきき酒ならぬ「ききみかんジュース」(?)が存在します。
こちらは道後温泉の伊織内にあるみかんの飲み比べ。

好きなみかんジュースを3種類自由に選んで飲むことができます。


みかんジュースの飲み比べができる店舗は、ロープーウェイ商店街にもあります。
道後温泉商店街にも数店舗がありますが、その中の伊織にあるみかんジュース飲み比べは、お土産売り場の一番奥にありますよ。

みかんジュースに詳しくなくとも、飲み比べをしてみると味の違いがわかるので、一度体験してみると面白いかも。
まとめ
みかんに関する話をあれもこれもと書いてしまいましたが、今回言いたいのは、
みかんを購入するなら、Aえひめ中央直売所の「太陽市」がおすすめということ。
「太陽市」では宅配便も受け付けもしているので、愛媛のみかんを大切な人への贈り物とすることができます。

そして、愛媛は間違いなく、柑橘王国ですっっ!!!

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