松山市の中心にある、松山城三之丸の跡地。
現在は市民が利用する場となっています。
自由に使える広い公園に市民会館や図書館、愛媛美術館もこのエリアにあります。
三之丸跡地 城山公園
松山城 三之丸跡地は史跡の景観を生かしながら、都市公園として整備された場所です。
当時は、
藩主が住んでいた御殿をはじめ、会所、勘定所、小普請所、米蔵、厩などの藩政施設のほか、約60名の家臣たちの屋敷がありました。
松山城
とのことですが、現在は城山公園堀之内地区と呼ばれ、多目的に利用できる広い公園に松山市民会館と愛媛県立図書館、愛媛美術館もあります。
公園はお堀で周りを囲まれており、そこには鯉や亀、白鳥も生息しています。
広場
城山公園の中の広場は景色が良く、市民に活用されていると感じる空間です。
一般の人が利用するであろう広場は3ヶ所。
- ふれあい広場
- やすらぎ広場
- さくら広場
ふれあい広場は、ちょっとした運動や犬の散歩そしてイベント会場にもなる場所です。
朝の時間帯は年配の方の比率が高く、太極拳やグランドゴルフのグループの活動拠点となります。
昼間は小学校の課外授業が行われ、夕方はクラブ活動の生徒がランニングを、夜には犬の散歩や仕事を終えた社会人の帰宅姿が・・・と多目的に利用されています。
芝生の生えたやすらぎ広場は、スポーツや犬の散歩は禁止されているので、ベンチでおしゃべりしたり、シートを広げてお弁当を食べたり。
会社の昼休みの時間帯にはお弁当を食べるサラリーマンの姿も。
平日、出店しているフードトラックはこちらの広場の脇にある道路に止まります。
また、イベント時のメイン会場として利用されるのもやすらぎ広場になります。
隣接するさくら広場も芝生です。こちらもお弁当を広げている人を沢山見かけました。
広場のイベント
主には週末になりますが、広場ではマルシェやお祭りなどのイベントが行われます。
松山城のホームページには、イベントの予定とマルシェに出店するお店のリストが掲示されます。
私は、時々こちらをチェックして出かけています。
施設
城山公園内には、松山市立・愛媛県立の施設があります。
- 松山市民会館
- 愛媛美術館
- 愛媛県立図書館
などです。
松山民会館では、コンサートや発表会などが年間を通して行われています。
8月末に開催予定の、KOBUKUROのコンサートチケットはsold outでした・・。
愛媛美術館では、今現在、「大シルクロード展」が開催されています。
愛媛県での開催期間は2024年9月1日(日)まで。
貴重な品を見る機会はあまりないので、アクセスし易い場所で見学が可能なのは嬉しいことです。
この展示は全国を巡回中ということで、東京では去年開催されておりました。
愛媛の次は、岡山、京都と来年の始めまで展示は行われるようです。
個人的には、マニ教ソグド語で書かれた手紙が興味深かったです。
右から読むのか左からなのか、縦で書いているのか横にして書いているのか全く想像がつかなかったので。
展示品ではありませんが、写真パネルで映し出されているシルクロードの風景も、全てが惹きつけられるものでありました。
愛媛県立図書館は、美術館の裏側にひっそりと有ります。
子供の利用に力を入れている様子で、子ども読書室や子ども読書支援センターなどが設けられているようです。
愛知県在住または通勤通学をしている人なら、誰でも利用可能です。
NHKの松山放送局もこちらにあります。
お堀
城山公園をぐるりと囲むのは、本丸築城に次いで建設されたお堀です。
建設時は、南側(南堀端)と西側(西堀端)にお堀を渡る橋は無かったそうですが、今は住民の生活通路として機能しています。
お堀の内側は歩道になっています。
朝夕に、犬を連れて散歩させている方も多いです。
公園内は市民の通学路・通勤路でもあるので、朝晩にはヘルメットを被った自転車に乗る学生さんやスーツ姿の人もひっきりなしに行き来しています。
夫も、お城を眺めながら公園通勤生活を送っている一人です。