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【香川】「栗林公園」では「松」必見 & 主要な見どころ紹介

観光(松山)

大塚国際美術館へ出かけた翌日に向かった先は、「栗林公園」

ここは、海外からの観光客も多く訪れる、広大な敷地の大名庭園

わびさびの世界については詳しくありませんが、大切に手入れされてきた松の大木に驚き池や湖が広範囲に配置されていることに驚き、また公園自体の規模の大きさにも驚いたのでした。
ちなみに、栗の木は見ていません。

ここはぜひ見てほしい!と思う、栗林公園の見所をご紹介します。

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栗林公園とは

四国の玄関口、香川県高松市にある庭園です。

国の特別名勝に指定された大名庭園で、日本三代名園に並ぶとも言われており、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンでも三つ星(わざわざ旅行する価値がある)を取得しています。

実際、アジア圏より、欧米・ヨーロッパからの観光客が多かったです。中でも、フランスからのツアー客が多かった印象があります。

ミシュランで推薦されているだけに、フランスではポピュラーな場所なのでしょうか!?

ここを訪れるおすすめの季節はやはり、春と秋。桜と紅葉の頃には、夜間のライトアップも実施され、より多くの観客を楽しませてくれる場所です。

「栗林公園」はそもそも、16世紀後半に豪族佐藤氏により築庭されたことに始まり、その後、高松藩主松平家の別邸として歴代藩主が修築を重ね300年近く前に完成したそうです。

築庭当初から考えると400年以上の年月が経っている庭園ということになります。

栗林公園」の大きな特徴としては、

  • 文化財庭園で日本最大の広さ
     平地部分だけでも、東京ドーム約3.5個分の広さがあります。
  • 湖・池・沼と水が多く配置され、和船に乗って庭園を見ることができる
     6人乗りの小舟で、他の観光客の被写体に。 乗船するには事前予約が必要です。
  • 背が高く大きく成長した松が多い
     公園の歴史の長さからも想像が出来ます。

このようなことが挙げられると思います。

栗林公園の歩き方

ルートマップには、北門から出入りして北庭を散策する北庭回遊コース(所要時間:約40分と東門を利用する南庭回遊コース(所要時間:約60分があります。

おすすめは南庭回遊コースです。

この中でも印象に残った場所を幾つか紹介します。

園内マップ

0. まずは公園内へ

東門を入ってまず思い浮かんだのは・・・

「松ってこんなに大きくなるんだったかしら!?」でした。

目に入ってくる松の木は、とにかく大木

東南アジアの公園で見かけた、日本庭園に植えられている松を彷彿とさせます。
瀬戸内式気候のこの地、日本の他県と比較しても温暖ということなのでしょうか。

1. 讃岐民芸館

平日は特に、訪れる人の少ない「讃岐民芸館」

讃岐を中心に全国から集められた民芸品を展示している施設ですが、企画展なども催されており、時々で違う展示品を見ることもできます。
人が少なく、静かに鑑賞できます。

この時は、打ち出の小槌の鬼瓦が展示されていました

2. お手植松 / 鶴亀松 / 箱松・屏風松

お手植松

昭和天皇の他、高円宮、秩父宮など高貴な方々が大正時代に植樹した松です。
これもかなりな大木に育っており、驚きました。

鶴亀松(百石松)

松の根本にある110個の「亀」「鶴」を表したもので、園内で最も美しい松と言われているそうです。
家老がこのマツの手入れに熱中して遅刻したため、石高を500石から400石に減らされたという言い伝えがあるそうです。

箱松・屏風松

見上げた場所にある、松の枝振りに驚きます!

300年以上にわたり、職人さんの手によって複雑な模様を枝が表現しています。

私が行った時はちょうど剪定直後で、より一層枝振りの複雑さを確認することが出来ました。

3. 根上り五葉松

松の大きさもさることながら、松の根本がどうしてこのようになっているのか?

答えは、盆栽が成長したものだから。黒松の台木に接き木して作られた、徳川 11代将軍 家斉公から賜った盆栽がここまで大きく成長したもの!

4. 飛来峰⭐️

飛来峰では、必ず登って庭園を見渡しましょう。
栗林公園のパンフレットの写真も、ここから撮影されたものです。

高台へ登ると、手入れの行き届いた庭園は、まるで絵画の様です。橋・水・土・植物すべてが計算された場所に配置され、その調和に驚きました。

これだけの規模で美しい庭園を維持することは、並大抵なことではないということは、しっかり感じ取れました。

5. 栗林庵

栗林庵はお土産ショップです。

東門脇にあります。公園の出口を出たところにあるので、公園に入らずともお土産を買うことが出来ます。
オリーブを使った商品はもちろん、伝統工芸品などの商品も置かれており、見るだけでも香川の特産品などを知ることが出来ます。

6. 鴨場

鴨場(鴨引き堀)が見れるのは、珍しいのでは無いでしょうか。

全国で5箇所ある鴨場の中でも、最大だそうです。

こちらは、北庭回遊コースの最終地点になるので、東門を入ってチケットを購入したら、まず最初に行ってみるのがいいと思います。

他に気になったもの

所々に建てられているお茶室の佇まいも、素敵でした。

お抹茶をいただけるサービスもあるので、お時間がある方はどうぞ。

錦鯉も綺麗でした。

鯉といえば、ここ最近は黒いものしか見ていなかったので、久々にこれだけの錦鯉を纏まって見ると、華があると思いました。

飛来峰脇にある、吹上亭の前で間近にしっかりと見れました。

実は、栗林公園へ来たのは2度目です。

1度目は・・・遙か昔、高校の修学旅行でした。

それっていつのこと??
自分で振り返るのも恐ろしい、四半世紀以上も前の話。

当然のことながら、記憶にはその片鱗も見当たらず、懐かしさは皆無でした💦
おかげで、初見の驚きと共に新鮮に見学することが出来ました。

「栗林公園」は、水がふんだんに配置されているからか、淀みのない清々しさのある庭園でありました。(庭園の維持に、尽力されている方々に頭が下がります。)

海外からの観光客にとっては、これぞ、ジャポニズムということでしょうかね??

栗林公園情報

栗林公園
開園日: 年中無休
開園時間: ほぼ日の出から日没まで(月によって時間が異なります)
入園料: 大人410円/子供170円


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