新居浜太鼓祭りを初めて見て驚いたこと
四国三大祭りの一つ、新居浜太鼓祭りを初めて体験してきました。
三大祭りと言われても、徳島の阿波踊りと高知のよさこい祭りあとはなんだっけ?という私。
愛媛県は新居浜の太鼓祭りがその一つだそうで。祭りの内容を詳しく知らなかったけれど、せっかく愛媛に住んでいるのだから見てみよう精神で出かけることにしたのです。
で、実際にその場に行ってみると・・・。
想像していた以上の迫力にびっくり。
しかも、それぞれの会場によって、祭りの雰囲気が違うことにも驚きました。
迫力あり、美しさあり。
初めて見る私にとっては、とても貴重な体験になりました。
今回は松山から1泊で訪れ、山根グラウンド、多喜浜駅前、大江浜、一宮神社の4会場を巡った話です。
新居浜太鼓祭りとは?
愛媛県新居浜市で毎年10月に行われる新居浜太鼓祭り。
地区ごとに保有する2~3tほどもある「太鼓台」と呼ばれる山車を大勢の担ぎ手が担ぎ上げ、その迫力や統率の美しさを競います。
祭りの起源は古く、平安時代まで遡るのだとか。
このお祭りでちょっと変わっているところは、祭りの会場が複数箇所であること。
お目当ての太鼓台があれば、その台が参加している会場へ向かうこととなります。
松山から1泊で4つの会場を巡ったスケジュール
今回は、松山から一泊二日のスケジュールで夫と二人で太鼓祭りを楽しむことにしました。
| 日にち | 時間帯 | 会場 |
| 1日目 | 午後 | 山根グラウンド |
| 1日目 | 夜 | 多喜浜駅前 |
| 2日目 | 午前 | 大江浜 |
| 2日目 | 午後 | 一宮神社 |
*松山から新居浜まで、JR予讃線の特急で約1時間15分ほどです。
山根グラウンド統一寄せ|太鼓台の参加台数は最多
祭りのメイン会場でもある山根グラウンド。
私たちがここを最初の見学場所とした理由は、参加する太鼓台が最も多いこと。また、太鼓台を鑑賞するための観覧席があることでした。
山根グラウンドまでは、JR新居浜駅の南口から無料シャトルバスが運行されます。

バス停についてあたりを見渡してみると、それほど混雑している感じもなく、会場についてから座る場所はすぐ見つかるかな〜?などと考えてバスに乗ったのですが・・・
会場のバス停に着くと、駐車場は車でいっぱい。あれ?
私が観覧しようと思っている場所は、グラウンドを見下ろすように取り囲んでいる石段です。グランドに足を踏み入れると・・・・。

人人人。どこにこれだけの人がいたのでしょう!!!
肝心の太鼓台はというと、グラウンドへ入ってすぐ、ずらりと並ぶ姿が目に入りました。
四隅には大きな「フサ」が下がり、金糸の飾りや色鮮やかな布で覆われたとても煌びやかな山車です。

なんとか、座る場所を確保し祭りの観覧をスタートさせました。
それにしても、グラウンドに一列に並ぶ20もの太鼓台は壮観の一言。また担ぎ手の数も観客数に負けないほどの人数のように見受けられます。

高い位置からの見学は、太鼓台の動きがわかりやすく、また、スケールを感じるのにもとても良かったです。
グラウンドで繰り広げられる「かきくらべ」では、太鼓台を担ぐ人たちの統制された動きに注目。

この会場のもう一つの良いところは、実況アナウンスや解説があることです。
山車の紹介や観覧のポイントなど、初心者にはありがたい説明があるので、こちらの会場へ行くことをおすすめします!
そして、会場アナウンスで私が知ったのが、太鼓台の四隅についた大きな「フサ」の動きについてです。
フサの動きがきれいに揃っている=大勢の担ぎ手の息があっている、ということで統率の取れた美しい動きかどうかフサの動きにも注目です。

次の会場へ移動を予定していた私たちは、少し早めに会場を後にしたつもりだったのですが、帰りの新居浜駅までのシャトルバス待ち列のものすごいこと・・。ひっきりなしにバスは来るものの、いつ駅まで戻れるかわからないので、結局3キロ以上ある道を歩いて戻ることにしました💦
帰りの歩きは大変でしたが、太鼓祭りの凄さにしっかり心を掴まれたので、次の目的地、多喜浜駅へ向かいます。
多喜浜駅前|夜太鼓の幻想的な美しさ
山根グラウンドでは「数とスケール」に圧倒されましたが、道路が会場の祭りはどんな雰囲気なのか?
次の目的地、新居浜駅の隣駅「多喜浜駅前かきくらべ」へ向かいました。

駅前での開催なので、アクセスは抜群。
開催時間少し前の17時には到着し、線路と並行する道幅の広い道路に立ち並ぶ屋台を見つつ、好きなものを食べたりして待つことしばし、威勢のいい掛け声と共に、「かきくらべ」が始まります。

こちらは、先ほどの広い場所とは打って変わって、封鎖した駅前の道路が技の披露の場です。
方向転換や頭上にある電線など、進行時に注意することがたくさんあり、ハラハラしながら見守りました。

観客も多く、道路はごったがえしていましたが、間近にみる太鼓台は担ぎ手の力強さをより感じ、太鼓台の上に乗る指揮者の掛け声もはっきり聞こえ、太鼓台が高く持ち上げられる瞬間はこちらも力が入りました。


こちらの会場、夜ならではの景色が見れるのがおすすめポイントです。演技が終わった太鼓台が暗闇の中で光を放って並んでいる様子は、本当に美しかったです。昼間の祭りと同じ祭りなのかと思うほど、また違う印象を受ける、幻想的で神秘的な空間でした。

山根グラウンドでは、ずらりと並んだ太鼓台の「数とスケール」に圧倒されました。
一方、夜の多喜浜では、昼間とはまったく違う、太鼓台の「美しさ」に心を奪われました。
後編では、大江浜で遭遇した緊迫した場面や、一宮神社でのかきくらべの様子をご紹介します。
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