2024年 第72回 松山港まつり・三津浜花火大会に行ってきました!
実際に出かけて体験した混雑の様子と、それを少し回避できるかもしれない行動をまとめました。
暑さと人混みで出かけるのも億劫になりがちですが、直近で目にする大迫力の花火はやはり感激しました!
三津浜花火大会
四国最大級と言われる、松山港まつり・三津浜花火大会。
第72回という歴史のあるこの大会では、約一万発もの花火が打ち上げられます。
屋台も約100店舗が出店しており、20万人以上の人が集まる花火大会です。なんと今年は30万人の人が集まったのだとか。
開催場所は「三津ふ頭」。
あの、三津浜焼きの生まれ故郷です。
屋台は、お昼過ぎから徐々にオープン。
会場に設けられたステージでは、16:30頃からイベントが行われます。
花火は夜の20:00から2100。
今年は花火に加え、ディズニーのドローンショーも行われました。
一体どれほどの人が集まり、どのような花火大会なのでしょうか。
2024年の花火大会の様子と合わせ、混雑回避対策になりそうなことを挙げていきます。
混雑回避対策あれこれ
対策その1 車ではなく、公共交通で会場へ向かうべし
過去の花火大会を見ると、車の渋滞が問題になっています。
公式案内でも、公共の交通機関での来場を推奨しています。
実際、会場付近は夕方から歩行者専用道路となっており、いつもと同じルートは利用できません。加えて、花火終了後の状況は推して知るべし。
電車の最寄駅は伊予鉄の三津駅。JR予讃線なら三津浜駅。
今回私は、伊予鉄松山市駅で乗車し三津駅で下車、そこから徒歩で会場へ向かうことにしました。
対策その2 松山市駅 地下1階の臨時販売所で往復乗車券を購入すべし
会場の混雑を心配していましたが、三津駅に着く前にすでに試練がありました。
これまで、乗車券を買うのに一度も並んだことがなかった伊予鉄 券売機の前に行列が!
時間は18:30頃。
乗車券は、郊外電車高浜方面の三津駅まで。ICカードを持たない人は、切符を購入する必要があります。
(伊予鉄郊外電車で利用できるICカードは、ICい〜カードのみ利用可能。2025年春からSuicaなど全国の交通相互利用交通ICカードが使えるようになります!)
通常の券売機の他に、臨時販売所が1階と地下1階の両方に設けられるので、そちらでも購入は可能です。(現金のみ)
で、列に並ぶなら、地下1階の臨時販売所の方がおすすめです。
気持ち並んでいる人数が少なく、時々、高島屋からのエアコンの風の恩恵があります。
電車のホームへ行くのも、地下からが便利です。
帰りの話ですが、松山市駅に戻ってくるならば、乗車券は往復券を買っておきましょう。
対策その3 伊予鉄高浜方面行きの電車を利用するなら始発駅(松山市駅)から乗車すべし
始発の松山市駅で電車に乗り込んだ時点で、つり革に空きはない状態の混み具合です。
大手町駅と次の古町駅からの乗車で、電車の座席間の通路は3列の並びになり、その後の駅では乗車を見送る人もいました。
とは言っても、東京のラッシュ時を100%と考えると70%位の混み具合ですが。(私の体感です・・)
18:40頃の状況ですので、それより遅い時間に松山市駅以外から乗車を考えているのであれば、乗れない確率が高いと思った方がいいです。
対策その4 ラ・ムー駐車場の花火会場に向かって左側を見学場所とすべし
花火会場の三津ふ頭は、とにかく人で一杯です。
無料エリアで見学する予定なら、19:00を過ぎる頃には場所を見つけるのはちょっと大変な状況になります。
そこで私が向かったのは、会場から程近いスーパー、「ラ・ムー」。
ここの駐車場は花火の見学者用に18:00頃から開放されるようです。
花火会場に向かって左手側に座れば、スーパーの建物も気にならずに花火を楽しむことができます。
対策その5 花火を途中で切り上げて帰路につくべし
花火大会で最も問題になるのは帰りの混雑です。
これを避けるためには、帰宅時間をピークからずらすしかないので、後ろ髪を引かれますが、花火を最後まで見ずに帰路につきます。
駅へ向かって歩く道すがら、振り返りつつ花火を堪能しましょう。
私は、3部が終わったあたり(5部構成)で帰路につきました。
三津駅では、帰宅者の列ができつつありましたが、ホームへの入場はスムーズで到着した電車に乗ることができました。
帰りの電車の混み具合も行きと同じくらい。(電車が到着した時点では、座席に乗客が数人座っている程度でした)
花火大会会場の様子
三津駅から会場まで
混雑を回避する方法が無いなと思ったのは、三津駅から会場までの歩きでのアクセス。
徒歩でおよそ15分程度。夕方になると歩行者専用道路となる三津浜商店街と松山港線のどちらかから会場に向かいます。
私は、三津浜商店街を通って会場に向かいましたが、とても雰囲気のある通りでした。
路面には屋台も出ているので、夕暮れ時に歩いたのは良かったです。(暗くなってしまうと町並みはよくわかりません・・)
会場の様子
混雑が苦手で快適に観覧するならば、事前に有料エリアのチケットを購入するのが確実です。
一人席3,000円(当日3,500円)〜 最前列ペア席12,000円(当日14,000円)まで各種用意されています。
柵の向こう側、海の手前に設けられているのが有料席です。西向きなので夕日が美しい。
海岸沿いの松山港線の道路には、屋台がかなりの数並んでいました。
屋台を楽しむ目的があれば、暗くなる前の到着は必須でしょう。
人気の屋台はやはり行列で、そうこうしているうちに花火は始まってしまいます。並びながらでも花火は見れますが。
こんな楽しみも
花火大会会場から2ブロック後にある恵美須神社。
松山港まつり・三津浜花火大会の安全祈願祭が当日の午前中に執り行われていました。
この日、花火の模様のお守り「夢叶う御守」、花火絵馬、当日限定の花火御朱印が用意されますので、気になる方はインスタで。
花火大会の時間帯にかけては、境内で屋台も出ます。
混雑を避けるために気をつけるべきことまとめ
初めての三津浜花火大会に電車で出かけ、なんとか落ち着いて花火を見ることができました。
混雑を回避するために、こんなことに気を付けたらいいかもしれないことをまとめると次のようになりました。
- 公共の交通機関で会場へ向う
- 松山市駅地下1階の臨時販売所で往復乗車券を購入する
- 伊予鉄高浜方面行きの電車を利用するなら始発駅(松山市駅)から乗車する
- ラ・ムー駐車場の花火会場に向かって左側を見学場所とする
- 花火を途中で切り上げて帰路につく
2024年の花火大会では、花火の他にディズニーのドローンショーも予定されておりました。
もちろんそれも見るつもりだったのですが、花火前の予定が、天候の都合で花火の後となりました。
当初から最後まで花火を見ずに帰宅する予定だったので、ドローンショーも諦めて帰宅したのでした。
ちなみに、ドローンショーを成功させるために、スマホのWifi、Bluetooth設定は切るようアナウンスがあります。
花火大会は、その日の気候状況でスケジュールも変わるので、臨機応変に行きましょう。(雨天の場合は翌日に延期)
またこの季節、夜でも暑さ対策は抜かりなく。
大汗をかきながらでしたが、直近で見る花火は素晴らしかったです~。