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【松山大学】薬用植物園の一般公開はおすすめです。チャンスは春と秋の年2回

観光(松山)

先日、松山大学薬学部薬用植物園へ行ってきました。

年に2回開催される、植物園の一般公開があったのです。

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花好きの目に止まったのは

郵便ポストに配布される松山のタウン誌には軽く目を通しています。

すると、こんな文字が。

松山大学薬学部附属 薬用植物園「秋季一般公開」

長いことフラワーアレンジを習っているので、植物園と聞けば、「何かな?」と立ち止まるぐらいには興味を持っています。

しかも、この機会でないと見られないとなれば、行かないわけにはいきません。

松山城の裏手で市の中心部からも、アクセスし易い場所にありました。

松山大学 薬学部 薬用植物園

薬用植物園の一般公開

春と秋の年に2回一般公開をしているのは松山大学 薬学部にある「薬用植物園」です。

春は5月、秋は9月にほぼ例年開催しているらしく、2024年の秋は9月29日の日曜日が一般公開日でした。

植物園があるのは、松山市の御幸キャンパス

植物園の敷地はおよそ1,800㎡で、約400種類もの植物が植えられています。温室もあるので、幅広い地域の植物の観察が可能です。

その名の通り、漢方に使われる草花、民間薬で使われている物、食用の植物などに分類されて植物が育てられています。

松山大学

そもそも松山大学は、2023年に創立100周年を迎えた大学で、来年2025年4月には新たに情報学部が新設されるようです。

薬学部ができたのは2007年と比較的新しく、元は大正時代の松山高等商業学校が始まりなのだとか。

松山大学のすぐ近くには高校や愛媛大学もあり、学生街といった感じでしょうか。休日に出かけたからか、付近は落ち着いた雰囲気です。

キャンパスを歩き回ってはいないのですが、最寄駅までの道すがら目にした別な学部の建物も立派で雰囲気が良かったです。

薬用植物園の様子

私が興味を持った植物をいくつか紹介します。

入ってすぐに、ハーブの一角があります。
クイズはこのように複数張り出されており、その植物が何か想像するのも楽しいです。

こちらは「ハッカ」
過去には、北海道の重要な産業の一つであったのはこれかと眺めました。

温室内でも珍しい植物を見ることができます。

エッセンシャルオイルでよく聞く「イランイラン」の花が咲いていました。

エキゾチックで甘く濃厚と言われるイランイランの香はこの花から抽出されます。(抽出方法はわかりません)

体に良いと聞く、ノニジュースの元になる「ノニ」も小さな実をつけていました。

フラワーアレンジで時々利用する「テンモンドウ」もその根が薬として使われるみたいです。

「カギカズラ」という鍵の形をしたトゲのような物が茎についている植物もありました。

こちらも、カギの部分が薬として使われ、鎮痛の他に血圧を下げる効果もあるのだとか。

約400種の植物のいくつかをここに載せただけですが、この調子て見ていくとちょっと時間が足りませんね。

そのくらい、興味深く面白い体験でした。

設置されている看板を見るだけでは、自分の生活との繋がりも感じられず、名前を確認するだけ・・となりがちですが、敷地内には学生さんが白衣を着て所々に立っているので、わからないことは質問ができます。お話を聞いてみるのも、より詳しいことが知れて良い経験となります。

そういえば、植物園で一番驚いたのは「ステビア」を見たことです。

ステビアは人工甘味料と思い込んでいたので、キク科のステビアという植物が存在していることに驚きました!
葉を噛むと感じる甘味は、ショ糖の300倍とも言われているそうです。

植物園内のイベント

植物園内では、一般客のために学生さんが色々準備をしてくれています。

そのほかに、愛媛県の薬事振興会が発行する、愛媛の身近な薬草という冊子ももらいました。

薬草クイズ

入園時に、アンケート用紙を渡されます。

アンケート用紙の表面はクイズが書かれていて、植物園を回ると回答を見つけられるようになっています。
回答を探すのも、植物園を満遍なく回ることとなり楽しかったです。

大学グッズのプレゼント

アンケートやクイズに答えてその用紙を最後に提出すると、松山大学のグッズをもらえます
私はこちらのクリップを。大学名の入ったマグカップなども準備されていました。

休憩所

入り口脇には、簡易テーブルと椅子が設けられており、お茶のサービスを受けられます

数種類のお茶が準備されていたのですが、飲んでみたかった菊芋のお茶はもう売り切れ。
菊芋のお茶を試してみたかったら、早めにお出かけください。

漢方のサンプルと説明

休憩所のすぐ近くにある管理棟でも、漢方の小さな展示がありました。

こちらは、身近な漢方の実物を触ったり嗅いだりできます。
例えば、漢方薬には必ず入っているのでは?と思う甘草など。

学生さんがそれらについて説明をしてくださるので、気になることなど質問するのもアリでした。

「薬用植物園」、行く前はささっと見て帰る感じかなと思っていたのですが、それぞれの植物が興味深く、漢方や薬草の知識が無い私も飽きずに長居をすることとなりました。

小学生ぐらいの子供達も楽しそうにしていたので、家族で見学もお勧めです。

次の一般公開は、過去の開催から見ると来年の5月なので、その頃、松山大学のお知らせは要チェックです。

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