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【2拠点生活】松山の家探しで驚いたこと8選+おまけ

生活(松山)

松山で賃貸契約を済ませ、2拠点目での新しい生活を始めました。

札幌での引越し経験で自信がついた今、松山での家探しも任せて頂戴と張り切ってスタートさせましたが、思っていたようには進まないですよね・・・。

松山で物件探し契約で驚いたことを私目線の8選で紹介します。

家探し編と契約編それぞれ4選、合わせて8選です。

*利用する不動産会社や借りる物件のタイプにより状況は変わると思いますが、松山市中心部でファミリータイプの分譲賃貸を契約した私の体験です。

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家探し編

家探し中に驚いた4選です。

① 初期費用がかかる

まずは、初期費用がかかることに驚きました。

賃貸情報サイトを使って物件を探し始めましたが、これいいかも!と思う物件は、敷金礼金がしっかりかかるものばかり。
札幌では礼金無しや敷金も1ヶ月程度と、賃借人からすれば比較的安らかな気持ちで検索が出来たのに・・・

愛媛県の平均賃料は、日本国内では低い方だと聞きました。

その点については実感していますが、初期費用はかなりかかりそう・・との感触を最初から受けました。

案の定、内見時にもらった見積もり額は・・・東京で経験した引っ越し額を上回っていました!

その要因となる一つには、敷金の高さがありました。
ネットの物件検索でいいなと思うものは、敷金2ヶ月・礼金1ヶ月が多く出てくる状況でしたし、内見を申し込んでいる物件の中には敷金3ヶ月も・・

賃料が低くとも、敷金3ヶ月では初期費用が想定以上に膨らむこととなります。

敷金は、退去時に幾ばくかは戻ってくるお金ではあるものの、物件の需要と供給のバランスからこのような設定になっているのでしょうか。

そんな中でも、敷金・礼金無しの物件がないわけではありません。

いずれも仲介不動産業者が管理している物件のケースで、数は少なくかつ人気もありすぐに予約が入る状況のように思いました。

一方、単身世帯の間取りでは敷金・礼金なしの物件数が結構ある印象です。
やはり需給のバランスでしょうか。

② 駅の近くに不動産屋さんが少ない

2つ目、駅の近くに不動産屋さんが少ない!

内見申し込みをしたいと思う不動産屋さんの所在地が、徒歩でアクセスする私にはお迎えに来て欲しい場所であることがしばしばありました。

これは、松山は車社会と聞いていたことと一致する部分です。

札幌も車社会ですが、駅の近くに不動産屋さんは沢山あり(東京は逆に多すぎて選ぶのに困りますね)、飛び込みで不動産屋さんへ入るのも可能な環境でしたが、松山はちょっと状況が違うと感じました。

結果、内見はほぼ現地集合で担当の方と落ち合いました。

一度だけ、駅でピックアップしてもらったことがありますが、最終的に訪問が必須だったのは、引越し当日の鍵の受け渡しのみでした。

駅近では無く、大通り沿いに不動産屋さんが点在しています

③ 内見後に店舗へ連れて行かれない

3つ目は、不動産屋さんの店舗へ連れて行かれない!です。

松山での内見後、「では、一旦店舗に戻って・・・」のセリフを一度も聞きませんでした。
これは不動産屋さんの決め台詞ではないかと思っていたのですけれど。

どの担当者さんとも、現地解散でした。

やはり気候が暖かいことで、皆おおらかで営業さんもガツガツしていないと言うことでしょうか??
私としては有り難かったですけれど。

結果、一度も不動産屋さんの店舗を訪れることなく物件を決めました。

愛媛県今治市のゆるキャラ バリィさん

④ 内見するまでに時間がかかる

4つ目が、内見するまでに時間がかかるです。

ネットで内見申し込みをした、1つ目の不動産屋さんの返信に驚きました。

内見予約は、「今から二日後が、予約可能な最短の日です」と。

東京でも札幌でも、他の申し込みが入る前にと内見申し込みから内見までの時間は極力短くの姿勢でしたが、松山では二日も間があくの? 本当にそれでいいのでしたっけ?

理解が難しい状況でありました。

これも3つ目に通ずるところ、暖かく穏やかな気候であるが為、営業に前のめりではないと言うことなのでしょうか。

間が必要な理由の一つに、鍵のピックアップに時間がかかる点があるかなと想像しています。
私が内見した物件は、どこも鍵の管理は物件管理の不動産屋さんでした。

札幌では、内見する物件内にロック付きの鍵ケースなどでキーが管理されており、解除番号さえ確認が取れれば、その足で物件の内乱が可能だったと記憶しています。

幸い2軒目の不動産屋では翌日の内見予約が可能だったので、第二希望の物件を最初に内見することとなりました。

第一希望の物件の内見を別の不動産屋さんに依頼する手もありましたが、しばらく前から掲示されていた物件だったこともあり、申し込みはすぐ入らないかも?と思うところがあり、二日の待ちをよしとして内見することにしました。

賃貸契約編

申し込む物件が決まり、賃貸契約を結ぶ際にも驚いたことがありました。

① 保証会社の契約に加え、連帯保証人が必要

物件申し込み時に驚いたのは、保証会社と契約に加え、連帯保証人が必要だったことです。

これまでの経験から、「お金を払って保証会社と契約すること」「連帯保証人は不要」の認識でいました。

今回、保証会社との契約が必須だったので、身内を煩わせることなく契約ができると思っていたところ、保証会社との契約にプラスして連帯保証人を立ててくださいと言われました。

これは松山に限ったことでは無いのかもしれませんが、オーナーや管理会社の意向で保証会社と連帯保証人を必須とするケースもあるとのこと。

保証会社は賃料の未払いを、連帯保証人は住人による過失で損害を被った時などに支払うなど、役割が違うと言うこともあるようです。

契約を結ぶ手続きが、結構慌ただしくなりました。

② 連帯保証人の極度額が家賃✖️48ヶ月!

送られてきた契約書を見て驚いたのは、連帯保証人に課される極度額が「家賃✖️48ヶ月」と高額だったことです。

何も無ければその金額に意味はないものの、物事に「絶対無い」ありません。

この金額が妥当なのかどうかをネットで調べてみたところ、平均的には24ヶ月との記載がちらほら。

そもそも極度額は2020年に改正された民法で、これまで契約書に記載のなかった極度額の記載を必須とするもの。その上限額は賃料の48ヶ月分とのこと。(月数だけで無く、金額を記載しないと無効となるようです)

この法律改正に先立ち、国土交通省の行った過去に発生した損害額の調査では、中央値が約50万(私が契約しようとしているマンションの家賃の範囲でのケース)、最高で400万円。その400万の損害の割合は、実際に損害が発生した中の0.5%と言う集計結果となっていました。

これらを参考にして考えると、48ヶ月(賃料4年分)は大きすぎる感触を持ちました。

仲介不動産屋さんに確認したところ、オーナーさんと管理会社の定めであるとの返事が。仲介不動産屋さんが管理している物件でも極度額48ヶ月を採用しているとのことでした。

第三者にも意見をもらい、その設定が違法ではなくあくまでもこちらの心証の問題と割り切り、今回はサインをすることとしました。

身内とは言え、連帯保証人にサインをすることは心理的なハードルはとても高いと思います。
スムーズな契約を望むなら、賃借人に寄り添った設定にして欲しいなと強く思った次第です。

*松山の賃貸物件全てで48ヶ月の極度額が設定されるかと言うと、決してそんなことはなく、たまたま私が関わったオーナーと不動産屋さんでは、48ヶ月としていると言うことです。

③ 退去時の畳と襖の張り替えは賃借人

3つ目は、退去時に和室の畳と襖の張り替えを賃借人が行うと契約書に記されたことです。

これまで、和室のある部屋を借りたことがありませんでした。
なので、畳のメンテナンスに関しては賃貸人と賃借人のどちらが負担するかなど、考えたことがありませんでした。

今回、契約書に賃借人による交換が明記されていたことで、仲介不動産屋さんに確認したところ、愛媛県では通常の経年劣化で有っても和室の場合は賃借人がその修復費用を負担することが多いと言われました。

これまでも、転勤で松山にやってきた人に驚かれたことがあるとの話でした。

はい、私ももれなく驚いて、そんなことあるのかと確認しました。

④ NHKの存在感が強い

四つ目は、不動産の契約時に突如出てきたNHKです。
不動産契約書類一式の中に、NHKの受信料契約書が返信必須で入っていました。

我が家はかれこれ20年近くテレビがありません。
また、スマホもAndroidで格安SIM。
NHKを見る環境が無い生活を送ってかなり経ちました。

書類の返信はしませんでしたが、返信先が仲介不動産屋さんであるのも不思議です。

同様に、ガスの申し込み手続き時にもNHKの手続きを一緒に済ませるプランが表示されました。

人手不足の昨今、NHKの取り立ても住宅やライフラインの契約と一緒に済ませる手筈にしているのでしょうか。

そして、我が家の引っ越しは・・・

今回の引越しでの驚きは、愛媛県に限ったことではないことや、物件の種類によるところなどもあったかとは思うのですが、なるほどと思ったりもやっとしたりと意外とアップダウンしながら活動しました。

それでも、こんな機会でもないと見ることが出来ないような高級物件を見たり(ホテルみたいでした)、松山ならではの松山城ビューのマンションがあったり、前も後ろもお墓の物件に当たってしまったり(Googl mapで後がお寺の認識はしていましたが、リビングの窓を開けたらその前にもお墓がありました!)と、かなり面白く家探しをしていました。

そしていざ引越しとなった時、自分達の状況に驚きました。

我が家の引っ越しは、ゆうパック3箱とスーツケース一つでした。

2拠点目の家なので、札幌から持っていくものが自分達の身の回りの品しかなくて。

マンション管理組合宛の書類も白紙で提出・・することになりました。
引越しに際しての日時や業者を管理組合に連絡する書類です。(トラックの駐車スペース確保や家財道具運び込みの養生などの準備の為)

引っ越し日の直前、管理会社さん仲介不動産やさんからと合わせて三度の確認がありました。

ファミリータイプのお部屋に、引越し業者なしの入居で驚いたことでしょう。

*築年数20年超の駅近マンションに住むことになりました。

イメージ画像:これは我が家ではありません
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