ここは京都かな?
そんなふうに思ってしまう、和の空間でふじの花を鑑賞できるのが「庚申庵」。
「ふじまつり」の開催は、4月29日(火)までですが、「庚申庵」に来ればいつでもわびさびの世界に触れることができます。
庚申庵とは
JR松山駅から程近い住宅街の中に、史跡庭園があります。
それが、「庚申庵」(こうしんあん)。
四国第一の俳人とも言われる「栗田樗堂」(くりたちょどう)が、1800年に建てた草庵です。
その年の干支が庚申(かのえさる)。名付けの由来と言われています。
庚申庵には、樹齢200年を超えるふじの木があり、例年この季節になると「ふじまつり」が開催されます。

ふじの花の様子
伊予鉄線路脇の住宅街にある和風の建物。

普通の和風住宅・・と思って通りすぎるなかれ(笑)。
平成15年に復元が完了し開園したので、外観に古さはありません。
正面入口を通り内門を潜ると、京都にいるかの様な景色が広がります。

ふじの花が、綺麗に咲いているタイミングで訪れることができました。(2025年4月22日)

縁側に座ってふじの花を眺めることができます。新緑も美しい。

池の上に散った花にも風情があります。

ツツジが咲き揃う頃も、色鮮やかになるでしょう。
草庵の周りをぐるりと一周することもできるので、裏に回ってみましょう。
縁側とは反対側の窓から見る景色も絵の様でした。

庚申庵情報
開園時間:午前10時から午後6時まで(冬場は午後5時まで)
休園日:水曜日(祝日は除く)、12月28日~翌年1月4日
入園料:無料
アクセス
〒790-0814
愛媛県松山市味酒町2丁目6-7
tel:089-915-2204
JR松山駅より徒歩10分
伊予鉄高浜線古町駅より徒歩5分
伊予鉄市内電車宮田町駅より徒歩4分
駐車場はありません。
近所のコインパーキングを利用するか、公共交通機関を利用しましょう。
一般の利用について
庚申庵は、建物や庭の見学や特別な講座や講演会を行うだけではなく、一般の利用が可能となっています。
HPの情報によると、
- 句会
- 茶会
- ヨガ教室
- ヒーリング音楽演奏
- 婚礼の前撮り写真
などで利用されている様です。(1時間毎に:510円)
利用にあたっては、「庵の使用申請」メニューから必要な申請を行います。
「使用許可申請書」をHPよりダウンロードし必要事項記入した後、ファイル送信で申請となります。
庚申庵は、わびさびの雰囲気を気軽に体験できる場所です。
非日常空間に身を置いて「はんなり」したい!と思ったら、とってもおすすめの場所です。

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