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【香川】「こんぴらさん」で幸福の黄色いお守りを手に入れた(前編)

観光(松山)

四国と聞けば、一生に一度は行きたいと昔から言われている香川の「こんぴらさん」

奥社まで、1,368約2時間ほどの工程で無事に参拝することができました。

その道中の様子を紹介します。

こちらで手に入れられるお守りには、かなりのパワーがあるようです〜

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金刀比羅宮(ことひらぐう)通称「こんぴらさん」とは

金刀比羅宮(ことひらぐう)、通称「こんぴらさん」は、香川県琴平町にある山の中腹にある神社で、祀られているのは大物主神崇徳天皇。 古来から農業・殖産・医薬・海上守護の神として信仰されていました。

全国にある金刀比羅神社・琴平神社・金比羅神社の総本宮でもあり、江戸時代には一生に一度は行きたい「こんぴら詣り」として庶民の憧れの場所だったとか。

こんぴらさんの特徴は、なんといっても「石段」

その数は、御本宮まで785段、奥社まで行くなら1,368段

お参りするのに覚悟が必要な石段です。参道にあるお店の店先で、石段を登るための「杖」がレンタルできるので、心配な人はレンタルするのも心強いでしょう。

駅から〜表参道へ

最寄駅周辺

公共交通で出かけるなら、最寄駅はJRの琴平駅

それよりも更に近いのは、琴電琴電琴平駅

駅を降りた時点で、雰囲気があります。

金毘羅街道沿いには飲食店やお土産物屋が並び、民間の駐車場もこの参道口あたりにありました。

琴電琴平駅から最初の石段までは約10分ぐらいといったところでしょうか。

この途中に、寄り道する場所がありまして。

香川の日本酒「金陵」

金毘羅街道沿いにある金陵の郷

香川の日本酒、「金陵」の博物館がこちらにあります。

昔の酒造りの風景を再現し、展示やビデオで紹介しています。
日本酒について詳しくなくとも、わかりやすく解説されており、非常に興味深く見学することができました。

充実した展示にもかかわらず見学は無料でしたので、時間があれば是非入ってみてください。

中庭には、推定樹齢は鎌倉時代、こんぴらさんの天狗が休息したと言われる御神木の楠がそびえています。

説明文によると、

大樹は霊(たま)の木。大樹は大量の水を有する。又、楠分限も願い永々の酒づくりの守木、御神木の楠と崇められております。

とのことで、酒造りにおいて重要な材料のにまつわるこの大木もまた、大切に保存されていました。

当然ですが、ショップも併設されており、ここでしか手に入らない限定酒なども販売しているので、こんぴらさんお参り後にいかがでしょう。

表参道〜御本宮へ 幸福の黄色いお守り

石段を登る前にすでに盛り沢山ですが、やっと階段が見えてきました。

ここが、御本宮まで785段の最初の一段になります。

時々出てくる緩い坂と気になるお店を覗いたりして、息を整えながら進みます。

大門

見えてきたのは立派な門。ここまでで、365段
大門です。ここからが、境内にあたります。(つまり、やっと入り口〜)

振り返れば、こんな景色が広がります。

まだ道半ば

五人百姓

門をくぐると、屋台があります。
この屋台は、境内で物を売ることが許可されている特別なお店で、5軒の飴屋さんです。(この時は3軒だけでした)

この5軒の飴屋さんの通称が、五人百姓です。

扇型をした、べっこう飴によく似た味の飴です。
試食もさせてくれるので、気に入れば帰りに購入しましょう。(登る時の荷物は極力少なく)

桜馬場

続いて出てくる大きな鳥居の先の真っ直ぐな通りは、桜馬場(さくらのばば)

その名の通り、桜の名所ですが、左手に綺麗な紅葉を見ることができました。

神馬舎

神社に奉納された馬で、神様が乗るための馬ということで、神馬(しんめ)が飼育されています。
二頭の馬が飼育されていましたが、向かって左の月琴号が神馬です。
静かでおとなしい白馬でした。

神様へ奉納する馬・・・ここから絵馬へと変遷したそうです。

表書院

神馬舎の反対側にあるのが、重要文化財に指定されている表書院です。

こちらでは、江戸時代中期〜後期の絵師円山応挙の障壁画も見ることができます。

建物内部の襖や床の間の一面に描かれており、ガラス越しに見学することが可能です(拝観料:一般800円)
壁一面に描かれた虎の絵は迫力がありました。

内部の写真は禁止されていますが、廊下越しに見る中庭の紅葉は、京都を思わせるような風情がありました。

御本宮

表書院から石段を登ること約300段、785段を登りきり目指す御本宮に到着しました。
御祭神は大物主神崇徳天皇ということで、菊の御紋も中央にあります。

この場所に、これだけ大きな建物を建てるのは並大抵のことでは無かったであろうと想像できますが、信仰の力に勝るものは無いということでしょうか。

右手にある展望台からは、讃岐平野が一望できます。
この時は、讃岐富士(飯野山)がくっきりと綺麗に見えました。

幸福の黄色いお守り

こんぴらさんを代表するお守りに、「幸福の黄色いお守り」があります。

健康と幸せを祈る鬱金色の肌守りです。黄色はあふれんばかりの恵みと愛をもたらしてくれる色。稲や麦の稔りの色、豊穣の色。エネルギーにあふれた力強さで満足を約束してくれる色です。華やぎのある鬱金色の肌守りは、病気や災いごとからみなさまの身を守り、ご家族の健康と幸せ、恙ない日々の暮らしを約束してくれることでしょう。

By金刀比羅宮

無事に手に入れることができました。なんとも御利益のありそうなお守りです

こんぴらさんには、参拝できない人の代わりにお参りする「こんぴら狗」と呼ばれるがいたそうです。
幸福の黄色いお守りには、ミニこんぴら狗とのセットも人気があるようでした。

*長くなってしまったので、前編・後編構成とします。

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