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大通公園すぐにある自然の穴場|北海道大学植物園で感じる札幌の四季

観光(札幌)

札幌中心部の観光といえば、大通公園時計台赤れんが庁舎
けれど、何度も札幌を訪れていると、「次はどこへ行こう?」と感じることもありますよね。

そんな時におすすめしたいのが――
大通公園や赤煉瓦から歩いてすぐの 自然の楽園「北海道大学植物園」

札幌の中心部にありながら、豊かな自然林季節の景色、そして野生のリスにまで出会える癒しの穴場スポットです。北海道の歴史を学べる博物館もあったりして勉強にもなります。

観光の喧騒から少し離れて、札幌の自然を感じつつ、新しい出会いをしてみませんか?

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大通公園から少し足をのばして——北海道大学植物園へ

大通公園駅から徒歩10分ほど。

JR札幌駅からも近い北海道庁赤れんが庁舎からすぐの場所に、「北海道大学植物園」があります。
街中に自然林もある広い森があるなんて、初めて訪れる人はきっと驚くと思います。

控えめな看板を確認しつつ門をくぐれば、まるで小さな森に迷い込んだような感覚にあっという間に陥ります。(入園料 一般:420円)

自然の中をのんびり散歩——植物の種類の多さにも感心

大学が運営している植物園ですが堅苦しくなく、市民や訪れる人が楽しみつつ学べるような場所であると感じます。

青々とした芝生の広場の先には、

明治中期以来ほとんと手が加えられない、自然林が広がります。

その奥には、北海道で身近に見られる草木類バラ園北方民族植物標本園などがあります。

9月の頭はトリカブトの花が綺麗でした

北方民族植物標本園は、初めて見たので看板の前からなかなか離れられませんでした。
民族によって用いる植物はさまざまである上、利用用途が多種多様なのも面白い。食料としてはもちろん、衣類・生活用品・薬・狩・祭事・・と、植物が無いと人は生きてこれなかったのでは無いかしら!?と思いました。

植物園の北側の一番奥にある、灌木園灌木:高さはそれほど高くなく、一本の幹ではなく根本から複数の枝で構成される)は、秋に花をつける木も多かったです。

高山植物 のエリアも長い時間足を止めた、おすすめの場所です。
低木が岩肌に張り付くように根付く様子は独特で、小さくて可憐な小花の可愛らしさに癒されました。

秋の紅葉夏の青々としたも美しいですが、春の花咲くに訪れるのも、また違った癒しがありそうです。

小さな資料館で札幌の自然史にふれる

園内の中央には重要文化財群があり、その中の一つは資料館となっています。
ここでは、北海道大学が長年続けてきた自然研究の歴史や、地域動物の標本を見ることができます。

北海道に生息する動物の他、絶滅してしまったエゾオオカミやニホンカワウソなどの剥製、南極観測隊とともに南極に向かい取り残されながらも生還した樺太犬、タロの剥製も展示されていました。(南極から戻ったのち、この植物園で飼育されていたそうです)

北海道の古代歴史にも驚きました。
なんと、日本史で習った弥生文化の時代、北海道は続縄文文化という時代、そしてオホーツク文化という本州とは異なる文化が発展していたそうです!

重要文化財群の建物がある辺りも、西洋風の雰囲気が素敵です。

リスに出会えたらラッキー!——小さな森の住人たち

針葉樹林のエリアで、芝の上を走ったり木の枝をすばやく駆け上がるリスの姿を見かけました。リスの好む木の実があるのかも知れません。


札幌中心部での思わぬ、自然との出会い。

札幌リピーターにこそ訪れてほしい、静かな時間

「北海道大学植物園」は、派手な観光スポットではありません。
でも、都会の真ん中でこれほど自然を身近に感じ、かつ新しい発見が得られる場所は、札幌でもそう多くありません。

人が少なく、静かで、季節の変化をゆっくり味わえる——
そんな時間を求めている方にこそ、ぜひ訪れてほしい場所です。
もちろん、北海道の暮らしや文化に興味がある方も楽しく過ごせますよ。

コロボックスが隠れているかも!?

まとめ

大通公園のにぎわいから、ほんの少し歩くだけで出会える静かな森。
鳥の声と木漏れ日の中を歩いていると、北海道らしさと札幌という街の奥深さを感じます。

観光ガイドに載らない札幌の自然を探すなら、次の旅ではぜひ「北海道大学植物園」を散歩コースに加えてみてください。

北海道大学植物園

開園時間:9:00~16:00(入園は15:30まで)
休園日:月曜日
(祝日の場合は翌日)
(注)11月4日から来年のGW前までは休園となります!

住所:札幌市中央区北3条西8丁目
電話:011-221-0066

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