初雪盃って知っていますか?
松山にやってきて、知った日本酒の一つが「初雪盃」です。
初雪盃を作っているのは協和酒造。来年(2027年)には、創業140年を迎える、歴史ある酒蔵です。
「はつゆきはい」の音の響きが綺麗で素敵。そして、肝心の日本酒の味はもちろん美味しい。
そんな初雪盃の酒蔵で開催された、第1回、酒粕講座に参加してきました。

酒粕を買いに行ったら、酒粕にもいろいろあると知った
こちらの酒蔵で酒粕を購入したことがありました。
その季節は冬が始まる頃。
特段考えもなしに、酒粕を購入しようとしたのですが、お店の方から、
- 純米酒の酒粕しかない
- 酒粕に色が少しついている
と話がありました。そんなことはこれまで考えたことはなく、酒粕は酒粕。
それ以外に気にすることがあるかなんて、考えてもみませんでした。
お店の方の話によると、大吟醸の酒粕はもう売り切れてしまっていてないということと、酒粕ができてから数ヶ月経っているので、冷凍しているといえども少しづつ発酵が進んでいる。
そのため、茶色い色がうっすらついてきているというのです。
考えれば当然なのですが、秋にとれた米を仕込み、春に酒が出来上がる。
酒の副産物としてできる酒粕は、春にできるということなのです。
私が酒粕を買い求めたのはその年の新米が出始めた時期。
ちょうど日本酒の仕込み時期だったので、購入できる酒粕は前年度に仕込んだタイミングのものだったのでした。
その時に密かに心に誓ったのです。
「来年の春にまたここへ酒粕を買いにこよう!」
そして、春の砥部焼まつりに合わせてこちらの酒蔵へやってきたところ、酒粕講座の第一回が開催されるという情報を得たのです。
お察しの通り、その場で申し込みです(笑)
砥部町で酒粕講座に参加
私が参加したのは、平日の午後、開催時間二時間の講座です。
酒粕にも種類がある
講座の前半は、協和酒造の方の講義です。
酒粕の種類や保存方法など、酒粕についての簡単な説明を受けます。
そして、準備してくださっている酒粕を食べ比べてみます。

酒粕の種類って?と思いますが、どのお酒から取れるかが酒粕の種類であり、米の品種、削る割合、絞り方などの違いがあるのですから、一口に酒粕と言っても違いがあるのでした。
で、一口食べてみると、
酒粕から感じる初雪盃の香り。
特別純米はよりお酒の風味を感じる酒粕でした。
まずは甘酒を作ってみます
次に、レンジを使った簡単な甘酒の作り方を教わります。
ここで、嬉しかったのが、好きな砥部焼のカップを選んで甘酒を作れたこと。
私が選んだのは「すこし屋」のカップです。

この小紋の模様が可愛い❤️
砥部焼祭りでブースを見かけると、必ず立ち寄るお店です。
甘酒作りはレンジを使うととっても簡単。
酒粕 40g + 水または牛乳 140ccをカップにいれ、電子レンジ500wで1分30秒ほど温めるだけ。
お好みで酒粕の量を減らしたり、砂糖や蜂蜜を加えたり、すりおろし生姜を加えるのも体が温まります。
手軽に甘酒が作れれば、生活に取り入れやすい。
酒粕で料理!塩酒粕チキンを作ります
酒粕についてちょっと詳しくなってから、酒粕を料理に使う方法を教えてもらいます。
今回は、料理を問わずに使える塩酒粕の作り方を教えてもらい、それを使ってチキンを漬け込みました。
塩酒粕は酒粕に塩・水・味醂を混ぜてペースト状にした「万能発酵調味料」。
肉や魚に漬け込むだと、素材を柔らかくしてくれるそうです。
作り方は、材料を全て合わせて、ブレンダーで混ぜ合わせるだけ。
作った塩酒粕で、塩酒粕チキンも作ります。
フォークでしっかり穴を開けた鶏胸肉に塩酒粕を揉み込み、冷蔵庫に置いた後、オーブンで焼きます。(フライパンでも)
いつもなら、パサパサになりがちな胸肉も、酒粕のおかげで、しっとりと仕上がりました。
いよいよ酒粕詰め放題へ
講座参加者には、そもそも塩酒粕を作る体験をするために、酒粕が配られているのですが、それに加え、その場で酒粕を自分で詰めて持って帰ることができます。

詰める袋は、市販されている酒粕を入れる袋なので、スーパーのレジに置いてある袋よりちょっと小ぶりなサイズの袋です。
ここに、欲望の赴くままに酒粕を詰め込みます(笑)
引越しを控えていた私は、食べ切れる分しか袋詰めしなかったのですが、それでも一キロ以上。
袋にしっかり酒粕を押し込んでいたお隣の方は、2キロ以上入ったのではないでしょうか?
試食会はこんなものまで!バームクーヘンにチーズケーキ
最後は楽しい試食会です。
先生があらかじめ準備してくださっていた塩酒粕チキンが焼き上がり、カフェで提供している酒粕を使ったバームクーヘンとチーズケーキのお裾分けもあります。
先生手作りの酒粕を使ったパンも添えられています。

出来上がったチキンはしっとりと柔らかく仕上がり、美味しくいただきました。
塩酒粕は、食材を柔らかくする効果がある上、お肉やお魚の表面に塗ってしばらく放置するだけと、調理法としてもとっても簡単です。料理の作り手としては、普段から取り入れたい調味料だと思います。
酒粕っていつのもの?保存は?
今回教えてもらったおかげで、酒粕についてちょっとわかったことをまとめると…
- 春に酒粕の新物(?)が出てくる
秋に新米で仕込んだ日本酒が出来上がるタイミングということ! - 出来立ての酒粕は色が白いが、時間が経つとともに茶色い色が少しずつ濃くなっていく
- 冷凍保存が可能で長期保存したいと考えているなら、冷凍保存
今回の講座では、冷蔵なら3~6ヶ月、冷凍なら1年ほどが保存の目安と教えてもらいました。
つまり、春にまとめて酒粕を購入し、冷凍保存して一年で使うということでしょうか。
家に持ち帰った酒粕は?
家に持ち帰った酒粕は、甘酒にして飲むのはもちろん、お味噌汁に加えていました。味噌汁にコクが加わり、塩分控えめでも美味しくいただけるのです。

毎回、酒粕の袋の口を開くたびに、「ああ、初雪盃の香りだ!」と楽しんでいました。(お酒は飲めないけど)
酒蔵カフェ はつゆき も素敵
酒粕講座の会場となった場所は、酒蔵の2階にある「酒蔵カフェ はつゆき」です。
砥部焼祭りに出かけた際に、我が家が毎回立ち寄る場所でもあります。
こちらのカフェ、雰囲気がいいのはもちろんですが、甘いものを食べない夫が、昼間から日本酒の飲み比べが飲めると、率先して向かう場所の一つでもあります💦。

飲み比べで気に入った日本酒があれば、一階で購入も可能です。

絵画のように見える外の景色を見ながら、私はノンアル甘酒、夫は初雪盃の飲み比べを…


ゆったりした時間が流れます。
酒蔵カフェ はつゆき
初雪盃、私のおすすめです
「初雪盃」は、砥部町で作られる美味しい日本酒です。

数多く出回る日本酒ではないので、見つけたらぜひ試してもらいたいお酒です。
酒粕に関しては、砥部町の酒蔵に行かないと手に入らないと思うのですが、砥部町へ出かけたついでに手に入れてみてください。
だって、砥部町っていろいろ魅力があるので、何回でも行きたくなる町なんです。
砥部焼にとべ動物園、えひめこどもの城などなど…。日本酒を買いに行くだけでは勿体無い!
初雪盃の酒蔵へもぜひお出かけくださいね!!(逆でも大丈夫です)
私のおすすめです🎵
過去のブログもどうぞ。
→ 砥部町のポテンシャルについて熱く語ったブログはこちら
→ 大雨の日に砥部焼祭りへ出かけた時のブログはこちら
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