札幌移住後、札幌在住者に言われたのは、
「エスコンフィールドへ一度は行った方がいい」
そう言われてから早半年以上が経過し、やっと行くことができたエスコンフィールド。言われていた言葉が本当だったことを実感しました。
エスコンフィールドとは
エスコンフィールドは、プロ野球日本ハムファイターズが本拠地とする野球場です。
北海道北広島市にあり、オープンは2023年春。
それまでは、札幌市内にある札幌ドームを本拠地としていました。
札幌ドームを管理するのは札幌市。条例により広告料やグッズ販売料などに規制がある上、ドームの使用料も高かったようで、日ハムの収益にとっては厳しいものであったと聞きました。結局、独自でスタジアムを建設するに至ったとのこと。
(札幌市民としては、札幌市内で野球を続けてもらいたかった・・)
新しいスタジアムが出来たことは知っていたものの、野球にすごく興味があるわけでもなく、新千歳空港と札幌市の間の北広島市という立地も、重い腰が上がらない要素の一つでした。
そう思っていたところ、札幌に移住して直ぐのタイミングで札幌在住者に言われたのです。
「エスコンフィールドへ、一度は行った方がいいよ。」
そうは言われたものの、札幌中心部から離れた北広島は、車なしだと不便で遠いでしょう・・・
そんな中、友達が遊びに来るタイミングでエスコンフィールドを調べたところ、ちょうど秋季キャンプが行われているではありませんか!
しかもバスがいくつかの駅から出ていて、車がなくても行けそうです。
行くなら今でしょ〜ということで、電車とバスを乗り継いで行って来ました!
公共交通でエスコンフィールドへ行く
エスコンフィールドは、札幌市と新千歳空港を結ぶちょうど真ん中あたりに位置します。
公共交通で行くなら、スタジアムへは最後はバスで向かうこととなります。
(最寄りのJR北広島駅からは約2キロほどあります)
エスコンフィールド行きのバスは以下の駅から出ています。合わせて、試合がない日のバスの運行状況も簡単に記載しました。
ご覧の通り、バスの本数はそれほど多くは無いので、予定をしっかり組んでから出かけるのは必須です。
- JR北広島駅(約5分) 30分に1本程度
- 新千歳空港(約55分)2時間に一本程度
- 新札幌駅(約25分)2時間に一本程度
- JR野幌駅(約25分)なし
札幌市内から向かった私は、地下鉄南北線の終点駅でもある新札幌駅からのバスを往復で利用し、一緒に出かけた友達は、帰りは新千歳空港行きのバスで空港へ向かいました。
新札幌駅からのバスは、かっこいいけど普通の路線バス、新千歳空港行きは、リムジンバスでした。
公共交通を実際に利用しましたが、アクセスは思っていたほど大変ではなかったです。
先ほどのリストに、試合がない日のバスの運行状況も簡単に載せましたが、エスコンフィールドでは試合の無い日でも楽しく過ごすことができます。
アミューズメントパーク的な要素があると同時に、予約制でスタジアム見学ツアーを実施しているのです。
この場所で野球の試合を観れるのが一番楽しめるとは思いますが、試合開始が遅い時間であったりまだ小さなお子さんがいたりするとそれも難しい・・となると、野球観戦以外でも訪れる目的はあるので。
ただ、特別な事情でツアーをやっていない時もありますので、事前にご確認を。
エスコンフィールドの様子
入り口からエントランスへ
前置きが長かったですが、新札幌駅からバスに乗ること約30分、エスコンフィールドにつきました!
広いスペースに見える巨大な建造物。遮るもののない太陽の光を浴びて、神々しくもあります。
バス停も広々(何もない!?)としており、時折観光バスもやって来ます。中国からの観光客が多かったような。
バス停から最も近い入り口は、2階のコカコーラゲートになります。ゲートを入れば大きなコカコーラ。
スタジアム内
目の前のフィールドは素晴らしいの一言。 屋内にもかかわらずその開放感に感動します。
開放感を感じるのは、南に向く巨大ガラス窓。
大きいと感じるスタジアムですが、それでいて、選手との距離は近く感じるという不思議。
スタジアム内には、ダルビッシュ選手と大谷選手の巨大な壁絵に、歴代の優勝フラッグが飾られていたり野球以外の見る楽しみが複数設けられていました。
飲食その他
飲食スペースは各階に設けられていましたが、中でも規模が大きかったのは2階の「7つ星横丁」。
飲食店が複数入っており、イートスペースもそれほど広くはありませんが設けられています。(お昼時は、混雑していました)
私たちが食事をしたのは、1階の「そらとしば by よなよなエール」。
中二階にイートインスペースがあるので、そちらで・・と思っていたのですが、イベントの最中というのもあってか当日は貸し切りで入ることができませんでした。
お店の前にある、巨大なガラス窓の前のベンチでロールピザを食べました。
もちもちっとしたピザ生地にたっぷりのチーズは食べ応え抜群。美味しかったです。
飲食店の他、グッズ販売ショップに宿泊施設や温泉などがあり、楽しく過ごすことができます。
面白かったのは、コカコーラゲートにあるコカコーラの商品飲み放題のコカコーラシート。コカコーラ好きな方は、コカコーラゲートへ行ってください。
秋季キャンプ
今回私たちが訪れたのは、秋季キャンプの期間でありました。
この間は、予約不要でスタジアム内に自由に入り、選手が練習する様子を見ることができます。
(その代わり、通常時に開催されている前述のスタジアムの見学ツアーはやっていません。)
野球に詳しくないので、練習風景を見ても・・・という私でしたが、午後からスタートした外野の練習に、森本稀哲さんがコーチとして参加されていたのは、流石の私にも分かりました。
時折マイクパフォーマンスを入れつつの練習で、観客を楽しませてくれました。
札幌中心部から遠いと思っていたエスコンフィールドへは、思っていたより簡単に行くことが出来ました。
球場への最後のアクセスはバスになりますが、利用するときの状況によって発着時刻や混雑具合が変わるので、試合日なのか土日なのかなどの点を確認して時間を間違えないようにしておく必要はあるかなと思いました。
万が一目当てのバスに乗り遅れてしまったとしても、北広島駅行きのバスは30分に一本は出ているようなので、時間に余裕を持って置けばなんとかリカバリーできると思います。
ちょうど私が訪ねた前日にダルビッシュ選手がこちらに訪れていました。
ご本人がサインを壁絵に書いてくれています。写真を撮っている方もちらほら、もちろん私も撮りましたよ~(笑)
同じサインがもう1箇所、ファイターズフラッグショップ内の壁にもあります。(階段すぐの壁に注目!)
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