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【松山】愛媛県庁本館は見学可能な国の登録有形文化財

観光(松山)

愛媛県庁の本館は、自由に見学できます。

格調高い建物を外から眺めるだけだったのですが、思い切って中に入ってみました。
自由見学なら、勝手に建物に入ってロビー階段を見学し、みきゃんセンターでお土産も買うことが出来ます。

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愛媛県庁本館

松山城の手前、松山市役所から程近い場所に愛媛県庁本館があります。

愛媛県庁はいくつかの建物に分かれて執務を行っていますが、中でも、本館は1929年(昭和4年)の建設で、その外観はとても趣があるのです。

JR松山駅や松山市駅から市内電車で大街道、道後温泉方面へ向かう途中に見えてくる重厚な建物です。

愛媛県庁本館の案内

国の登録有形文化財にも指定されている「愛媛県庁本館」、案内にはこのような記載がありました。

プロフィール:
昭和4年1929完成
愛媛県誕生(明治6年)後、4代目庁舎
鉄筋コンクリート造 4階建
建設費102万円(当時)
 現在の金額に換算すると100~120億。現代、実際に建設するとなると120億でも建設は難しい・・

特徴:
中央にドームを配した左右対称の構え
空から見ると、鳥が翼を広げた形で、どっしりとした中にも優しさと美しさがある
アーチや装飾が多く取り入れられ、格調高い

設計者:
木子 七郎(きご しちろう)
愛媛県庁と同じ並びにある、萬翠荘(旧松山藩主の子孫、久松定謨:ひさまつさだこと氏が建てた別荘、重要文化財)も代表作の一つ
仏のレジオン・ドヌール金賞受賞

戦時中は、建物全体を迷彩色にペイントしていたのだとか・・。

アクセス

徒歩なら、松山市駅から約15分、大街道からは5分。
市内電車を利用するなら、県庁前駅が最寄になります。

城山公園のお散歩ついでに見学するなら、東御門を出てすぐの場所です。

内部の見学

概要

案内担当者なしで、自由に見学するなら申し込みは不要です。

建物内の全てを見れるわけではありませんが、正面玄関ロビー赤じゅうたんが引かれた階段、そしてフロア内にある県民総合相談プラザ(みきゃんセンター)でお買い物もできます。

案内を希望する人は、案内日を確認し、前々日までに申し込みをします。
14時~15時までの間(30分~1時間程度)で、1日30名まで。

いざ見学

申し込み不要の見学は、執務室の中は見れませんが、ロビー階段などを勝手に見学できます。

愛媛県庁入り口右脇には守衛所がありますが、特に何も聞かれずに入ることができます。

建物の正面階段を上り、建物に入ると、やはり右側に受付があります。
平日なら、こちらも素通りです。(土曜・日曜・祝日は「来庁者入館カード」への記入要)

受付を通り過ぎ階段を数段登れば、二階のロビーです。印象的な黒白の市松模様の大理石の床。

ロビーの中央には赤いじゅうたんが引かれた階段があり、螺旋状に3階へ続きます。
愛媛県庁の歴史パネルも置かれているので、建物の変遷も見ることができます。

右手の廊下側に、談話コーナー(みきゃんセンター)がありますので、みきゃんグッズを手に入れる場合にはこちらで。
中には、サッカー日本代表の長友選手の写真もありました(愛媛県出身です)

そして、置かれている公衆電話がレトロ〜。(こちらは左側)

3階には知事室貴賓室など。

貴賓室は、天皇皇后両陛下や外国の大使や総理大臣など、公式のお客様を迎える時に利用されるそうです。

建物内は、知事室を含め現在も県庁業務が執り行われている執務室なので、職員の方ともすれ違います。
静かに見学しました。

見学案内を申し込めば、業務で使用されていない限り貴賓室みきゃん特命副知事室などの内部も見せてくれるようです。

愛媛県は「みきゃん」推し

私が出かけたのは平日昼間。

けれども残念なことに、みきゃんセンターのレジは閉店中となっていました。
案内では、土曜日・日曜日・祝日が閉館となっていただけだったのですが、昼休み中だったのでしょうか?

ただ、レジがオープンしていないだけで、みきゃんグッズは見ることが出来ました。

松山空港のみきゃん

建物入り口前には、みきゃんカーも駐車中。

たまたま開いたエレベーターが、みかん一色で驚きました。

やはり、愛媛はみかん推し!


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