北海道の「エスコンフィールド」は、想像を超えてきました。
ならば、松山の「坊ちゃんスタジアム」はどうかしら?と、出かけたのです。
2025年1月半ば過ぎの札幌、雪が例年より少なく、平均気温も例年と比べると2.5度も高いのだとか。
で、近所のスキー場が微妙な状況になっている中、過去に出かけた松山の話を投稿することにしました。

愛媛県松山市の「坊ちゃんスタジアム」
北海道は「エスコンフィールド」
11月に行われた日ハム秋季キャンプに合わせ、初めて北海道のエスコンフィールドへ行きました。
最新の球場は、野球好き以外も楽しめる場所で球場を満喫したのでした。
松山は「坊ちゃんスタジアム」
対抗するつもりはありませんが、松山にも球場はあります。 その名は、「坊ちゃんスタジアム」。
ご想像の通り、夏目漱石の松山を舞台にした小説「坊ちゃん」が名前の由来です。
(ちなみに、その側にあるサブ野球場は「マドンナスタジアム」と言います。)
夏の花火大会の会場にもなっており、気になっていた場所の一つでした。
エスコンで楽しい体験をした私は、「坊ちゃんスタジアム」を改めて確認してみました。
何と、ヤクルトスワローズが秋季キャンプを開催しているではありませんか!
しかも、まだ期間中で次の休みのタイミング(私は無職ですが・・・)に出かけられそう!
セリーグ・パリーグに属する球団の無い四国ですが、ヤクルトが秋のキャンプにこのスタジアムを利用していました。
2002年からはヤクルトの公式戦も行われており、2025年の試合スケジュールは以下の通り。
4月15日(火)18:00〜
ヤクルト vs 阪神
ヤクルトの秋季キャンプへ
スタジアムへのアクセス
坊ちゃんスタジアムまでは、私はバスを利用しました。
伊予鉄バス路線は、松山都市圏なら本数はそれほど多くはありませんが、便利に利用できます。
公共交通で最も近い駅は、JR市坪駅。

駅の目の前にスタジアムがあります。
県外からやってくる人は、こちらが便利でしょう。JR松山駅から一駅です。
ヤクルトスワローズ秋季キャンプ
JRの高架下を潜ると、スタジアムは目の前です。

近づいてよく見ると、歓迎の幕にヤクルト優勝記念碑も建てられています。

階段で二階に上がります。

曇り空のこの日、スタジアム内は観客は少なめでしたが、綺麗にメンテナンスされたすがすがしい場所でした。

当日、張り出されていたキャンプのスケジュール。

スタジアムから見た、中央公園(マドンナスタジアム方向)は広々とした空間で、日常から離れてゆっくりできる場所のようです。

「坊ちゃんスタジアム」は、松山市の中央公園内にあり松山市が管理している施設です。
松山中央公園
〒790-0948 愛媛県松山市市坪西町625番地1
「野球」の名付け親は正岡子規
「松山」と「野球」には深〜い縁があることを、松山に来て知りました。
以前投稿した、「松山野球拳おどり」の存在にびっくりしましたが、それより遥か前の話、「野球」の名付け親について知ったときも驚きでした。
名付け親は、松山出身の俳人 正岡子規。

正岡子規は、東大予備文時代にベースボールに熱中し、松山へ戻った後もその普及に努めていました。
彼の幼名が「升」(のぼる)だったことから、雅号を「野球」とし、それを「のぼーる」と読ませたのだとか。ベースボールを「やきゅう」と翻訳するようになったのはその4年後。
漢字の「野球」を使った最初の人と言われています。

「坊ちゃんスタジアム」最寄駅の画像をよ〜く見ましたか?
別名、野球(の・ボール)駅の記載もあります。
正岡子規が、親友夏目漱石の松山の下宿先で居候していたのは有名な話。
そんな二人がこの世に生み出したものが、「坊ちゃんスタジアム」という形でひとつになったのは、感慨深いです。

初めて訪れた「坊ちゃんスタジアム」は、エスコンのように、大画面や練習中のリップサービスなどはありませんでしたが、開放的な空間で座っているだけでも気持ちよかったです。
席もフィールドにより近く、練習の様子は肉眼でもはっきりとわかったので、野球の迫力を肌で感じることもできました。
私が出かけたタイミングでは、練習だけでしたが、キャンプ期間中には愛媛の野球チームとの練習試合もあります。
入場無料なので、タイミングが合えば出かけたいですね。四国でプロが野球をする姿を見れるチャンスは少ないので。
ちなみに、愛媛の野球チームは、「愛媛マンダリンパイレーツ」です。
当然ですが、オレンジがチームカラーです!!

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